ボーンレベルインプラントの定義を基礎から解説|構造やメリットに費用相場まで紹介!
著者:T DENTAL OFFICE 天王寺インプラントクリニック
インプラント治療を検討されている方へ――「ボーンレベルインプラント」や「オールオンフォー」といった用語を聞いても、その具体的な構造や効果、リスクや術後の管理まで、実際には不明点が多いと感じていませんか?特に年齢を重ねるにつれて、治療の安全性や将来の安定性、デメリットの有無、さらには費用面など総合的な判断が重要となります。
国内で広く導入されているインプラントの多くがボーンレベルタイプとされ、その構造や手術方法によって治療後の安定性や見た目の美しさ、さらには費用面も大きく変動します。
従来型と比較して、ボーンレベルインプラントやオールオンフォーは骨吸収リスクが大きく低減するという報告もあり、前歯部でも自然な仕上がりが評価されています。ただし、手術の難易度、セルフケアや術後管理の重要性、そして周囲炎リスクなど注意すべき点も存在します。「治療期間はどれくらいなのか?」「本当に自分の年齢や健康状態に合うのか?」といった疑問を持つ方も多いことでしょう。
本記事では、世界的に使われているインプラントの最新技術動向や、失敗例を防ぐための具体策、平均的な費用の目安まで解説します。迷いがある方も、最後まで読むことで、ご自身の年代やライフステージに合った最適な選択肢、そして後悔しない治療のポイントが明確になります。
「知らずに選ぶと将来の追加費用やトラブルで損をする」――そんな失敗を回避したい方、安心できる口腔環境を目指す方は、ぜひ続きをご覧ください。
– T DENTAL OFFICE 天王寺インプラントクリニック
T DENTAL OFFICE 天王寺インプラントクリニックは、患者様の健康と笑顔を大切に、質の高いインプラント治療を提供しています。当院では、特に「オールオンフォー」という高度なインプラント技術を用いて、少ない本数のインプラントで全ての歯を支えることが可能です。これにより、通常のインプラントよりも短期間で治療が完了し、費用も抑えられます。安心して治療を受けていただけるよう、事前カウンセリングからアフターケアまで丁寧に対応いたします。
| T DENTAL OFFICE 天王寺インプラントクリニック | |
|---|---|
| 住所 | 〒545-0052大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目3−15 阿倍野共同ビル7階 |
| 電話 | 06-6655-0700 |
ボーンレベルインプラントの定義と技術動向
ボーンレベルインプラントとは:構造と特徴
ボーンレベルインプラントは、インプラント体とアバットメントの結合部が骨の高さ、すなわち歯槽骨のレベルに位置するタイプです。歯槽骨内に埋入されることで、見た目の美しさや清掃性、骨吸収リスクの低減といった多くの利点があり、50代以上の方でも自然な仕上がりが期待できます。歯科臨床では、前歯部など審美性が求められる部位、または骨の厚みが限られる症例でも自然な見た目を目指せるため、多くの歯科医院で選択されています。
ティッシュレベルとの構造的違いと意義
ティッシュレベルインプラントは、インプラント体の一部が歯肉(ティッシュ)に露出する構造で、清掃性の高さやセルフケアのしやすさが特徴です。ボーンレベルとティッシュレベルの違いを以下にまとめます。
| 種類 | 接合部の位置 | 清掃性 | 審美性 | 主な適応症例 |
|---|---|---|---|---|
| ボーンレベル | 骨の高さ | 良い | 高い | 前歯部・審美重視 |
| ティッシュレベル | 歯肉の高さ | 非常に良い | 標準 | 臼歯部・清掃性重視 |
ボーンレベルは審美性や骨吸収抑制に優れ、ティッシュレベルはセルフケアや咬合力の高い部位で有用です。年齢やお口の状態、普段のケア方法などを考慮し、症例ごとに適した選択をすることが治療成績に大きく影響します。
最新技術:バイオインプラントとデジタル補綴の進化
歯根膜再生バイオインプラントの概要と実用化の現状
歯根膜再生バイオインプラントは、天然歯に近い噛み心地や骨結合を目指し、歯根膜の再生を促す先進技術です。細胞工学や生体材料の応用により、インプラント体表面に再生誘導因子をコーティングし、骨と歯肉の双方で高い生体親和性が報告されています。今後、さらに臨床応用の幅が広がることが期待されている分野です。
デジタル補綴技術による治療期間短縮と軟組織誘導
デジタル補綴技術の進化によって、口腔内スキャナーやCAD/CAM技術がますます普及し、従来よりも精密かつ迅速な上部構造の作製が実現しています。これにより、治療期間の短縮に加えて、軟組織の誘導や咬合設計の最適化による長期安定性も得やすくなり、特に年齢を重ねた方の負担軽減に寄与しています。
世界のインプラントメーカーと製品動向
ジルコニア・セラミック製インプラントの特徴
ジルコニアやセラミック製インプラントは、金属アレルギーを回避しやすく、自然な色調と高い生体親和性を兼ね備えていることが特徴です。特に前歯部の審美性を重視する症例や、金属アレルギーへの配慮が必要な50代以上の方に選択されるケースが増えています。
| 素材・特徴 | 特徴 | 主なメリット |
|---|---|---|
| ジルコニア | 非金属、白色素材 | 金属アレルギー対策、審美性 |
| セラミック | 生体親和性が高い | 歯肉との調和、審美性 |
素材や設計の選択が、ご自身のライフスタイルや審美的要求を満たす治療結果につながります。
ボーンレベルのメリットとデメリット
メリット:審美性・骨維持・長期安定性
インプラントのボーンレベルは、歯肉のラインと調和しやすく、前歯部や審美領域で自然な仕上がりが実現しやすいのが特長です。骨内にしっかりと埋入されることで、周囲の骨吸収を抑えやすい点も大きなメリットです。50代以上の方でも、骨とインプラントの結合が強固なため、長期的な機能維持や安定が期待できます。
前歯部・奥歯部での適応と審美的仕上がり
前歯部の症例では、ボーンレベルインプラントによって自然な歯肉ラインが形成され、見た目の美しさが実現できます。奥歯部でも咬合力に十分耐えられる構造で、多様な口腔状況に適応可能です。さまざまなインプラント製品が存在し、症例ごとに最適な形状やサイズを選ぶことができます。
骨吸収リスクの低減と長期的な機能維持
ボーンレベルインプラントは、骨内にプラットフォームを設置するため、骨吸収を最小限に抑えやすいという特徴があります。インプラント周囲の骨が長期間維持されることで、安定した咬合や機能を保ちやすくなります。特に50代以上の方は、定期的なメンテナンスを続けることで、より長期間の安定が実現しやすくなります。
デメリット:周囲炎リスク・手術難易度・清掃性
インプラント ボーンレベルには、周囲炎リスクや手術時の難易度が上がるといったデメリットもあります。特に高齢になるほど、全身状態やお口の健康状態に個人差が出やすいため、術後管理には注意が必要です。また、埋入位置によっては清掃性の確保が課題となる場合もあります。
インプラント周囲炎のリスク要因と予防策
骨レベルインプラントは、歯肉下に埋入されるため、プラークや細菌が溜まりやすい場合、インプラント周囲炎のリスクが高まります。日常的な歯科医院でのチェックだけでなく、自宅でのセルフケアも欠かせません。歯科衛生士による定期的なクリーニングや、個々に適したブラッシング指導によって、リスクを抑えることができます。
手術侵襲と術後管理の注意点
手術時には骨内深くまでインプラントを埋入する必要があり、術式の難易度が高くなりやすい傾向があります。術後は腫れや痛みのリスクもあるため、術前の綿密な診断と術後の丁寧な管理が不可欠です。患者ごとの骨の状態や全身状況に合わせて、最適な治療計画を立てることが大切です。
ボーンレベルが向いている症例と向いていない症例
ボーンレベルインプラントが特に向いているのは、前歯部や審美性を重視する症例、骨量が十分にある症例です。一方、骨の高さが不足している場合や、清掃性の確保が難しい症例には注意が必要です。
| 向いている症例 | 向いていない症例 |
|---|---|
| 前歯部や審美性重視の症例 | 骨量不足や骨吸収が進行している症例 |
| 骨の厚みが十分な症例 | 清掃が行き届かない部位 |
| 長期安定性を求める症例 | 全身状態に配慮が必要なハイリスク症例 |
症例選択には、歯科医師による詳しい診断と相談が不可欠です。特に50代以上の方の場合は、全身の健康状態やご自身の希望に合わせて、最適な治療法を選択することが、後悔のないインプラント治療につながります。
ボーンレベルとティッシュレベルの比較
構造・手術法・審美性・清掃性の比較
インプラント治療におけるボーンレベルとティッシュレベルは、構造や治療方法、審美性、清掃性において明確な違いがあります。
| 項目 | ボーンレベルインプラント | ティッシュレベルインプラント |
|---|---|---|
| 構造 | インプラント体が骨の高さに埋入される | インプラント体の一部が歯肉の上に露出する |
| 手術法 | 骨のラインに合わせて埋入、2回法が多い | 歯肉貫通で1回法が多い |
| 審美性 | 歯肉ラインと調和しやすく、前歯部で有利 | 一部金属が露出する場合があり、審美性はやや劣る |
| 清掃性 | 歯肉との境界が明確で、セルフケアしやすい | 歯肉との段差が少なく、清掃性に優れることが多い |
それぞれの特徴を正しく理解し、患者の状態や希望に合わせて選択することが大切です。
治療期間・費用・適応部位の違い
- 治療期間 ボーンレベルは2回法を採用するケースが多く、治癒期間がやや長くなる傾向があります。一方、ティッシュレベルは1回法の採用が多く、通院回数を減らせる利点があります。
- 費用 どちらも費用に大きな違いはありませんが、追加手術や使用するパーツによって変動する場合があります。
- 適応部位 ボーンレベルインプラントは審美性が求められる前歯部に適し、ティッシュレベルはセルフケアや清掃性を重視する奥歯部に多く選ばれます。
それぞれを項目ごとに比較
| 比較項目 | ボーンレベル | ティッシュレベル |
|---|---|---|
| 長期安定性 | 高い | 十分に高い |
| 骨吸収リスク | 低減できる設計が多い | 骨吸収リスクも低い |
| 清掃性 | 良い | 非常に良い |
| 審美性 | 優れる | やや劣る |
| 適応症例 | 前歯・臼歯ともに対応 | 主に臼歯部 |
ジルコニア・セラミック製インプラントの比較
各種インプラントメーカーは、ボーンレベル・ティッシュレベルの両タイプを展開しています。ジルコニアやセラミック製インプラントは、金属アレルギーへの配慮や審美性の高さが特徴です。
| 素材・特徴 | 特徴 | 臨床評価 |
|---|---|---|
| ジルコニアインプラント | 金属フリーで審美性が高い | 前歯部で有用 |
| セラミックインプラント | 生体適合性が高く審美性に優れる | アレルギー対策 |
各素材の特徴と臨床的評価
- ジルコニアインプラント 金属を使用しないため、アレルギーの心配が少なく、特に審美性を重視する症例に適しています。
- セラミックインプラント 生体適合性が高く、周囲組織との調和が良い点が評価されています。
アバットメントレベル・インプラントレベルとの違い
インプラント治療では「アバットメントレベル」と「インプラントレベル」の違いも重要です。
- インプラントレベル インプラント本体に直接印象採得する方法で、精密な補綴物作製が可能です。
- アバットメントレベル アバットメント(支台部)を装着した状態で印象をとる方法で、操作がシンプルなため臨床現場での利便性が高い特徴があります。
- 印象採得方法の違い オープントレー法・クローズドトレー法など、症例や部位によって適切な方法を選択します。
それぞれの手法や部材の違いを正しく理解し、特に50代以上の方はご自身の口腔環境とライフスタイルに合わせて、最適な治療計画を歯科医師と相談していくことが重要です。
治療の流れと手術手順
初診からカウンセリング・診断までの流れ
インプラント ボーンレベル治療は、まず丁寧なカウンセリングと診断から始まります。患者様それぞれの口腔内の状態や全身の健康状態を総合的に確認し、CT撮影やレントゲンを用いて骨の状態や神経の位置を詳細に把握します。診断結果に基づき、インプラント ボーンレベルとティッシュレベルの違いや、患者様に合った治療法、手術の流れ、かかる費用などをわかりやすく説明し、不安や疑問をしっかりと解消します。
下記のテーブルは、インプラント治療開始前の主な流れをまとめたものです。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| カウンセリング | 口腔内の悩み・ご要望を丁寧にヒアリング |
| 診査・診断 | レントゲン・CT撮影、口腔内の詳細なチェック |
| 治療計画の作成 | 骨量・骨質の把握、治療方法・スケジュールの決定 |
| 同意・説明 | 治療内容・手順・費用の説明と同意書作成 |
印象採得手順とオープントレー/クローズドトレー法
インプラント治療における印象採得は、最終補綴物の適合性を大きく左右する極めて重要なステップです。印象採得には「オープントレー法」と「クローズドトレー法」の2種類があり、それぞれに特徴と適応があります。ボーンレベルインプラントの場合、より高い精度が求められるため、患者様の症例に応じて最適な方法を使い分けます。
- オープントレー法:トレーに穴を開け、印象用コーピングを直接外しながら採得する方法です。複数本のインプラントや非直線配列の場合に有効で、高精度な型取りが可能です。
- クローズドトレー法:印象材にコーピングを残し、印象を取った後にアバットメントを外して模型を作製します。シンプルな症例やインプラントが少数の場合に適しています。
どの方法を選択するかは、インプラントの位置や本数、上部構造の種類、患者様の口腔状態によって異なります。担当医師とよく相談し、ご自身に合った方法を選ぶことが大切です。
手術の流れ:一次手術からアバットメント装着まで
インプラント ボーンレベルの手術は、一次手術とアバットメント装着の2段階で行われます。まず一次手術ではインプラント体を顎骨にしっかりと埋入し、骨との結合を待つ治癒期間が設けられます。その後、アバットメントと呼ばれる支台部を取り付け、最終的に上部構造(人工歯)を装着します。治療期間は骨の状態や患者様ごとの症例によって異なり、通常は数ヶ月を要します。
主な流れは以下の通りです。
- 局所麻酔を行い、歯肉を切開します
- 専用ドリルで骨に穴を形成します
- インプラント体を埋入し、縫合します
- 治癒期間(2〜6ヶ月)を設けます
- アバットメント装着・型取りを行います
手術の成功には、インプラント周囲の骨質や歯肉の管理、そして精密な診断と計画が不可欠です。
手術の痛み・期間・リスク・術後管理
手術時は局所麻酔を使用するため、痛みは最小限に抑えられます。術後には腫れや違和感が数日間続くこともありますが、適切な管理で多くの場合数日から1週間程度で改善します。治療期間は患者様ごとの状態や骨造成の有無によって異なり、必要に応じて延長されることもあります。
リスクとしては、感染やインプラント脱落、神経損傷などが挙げられます。これらを防ぐためには、術前の精密診断や術後の定期的なメンテナンスが非常に重要です。歯科医院では、以下のような術後管理が徹底されています。
- 抗生剤や消炎鎮痛剤の処方
- 術後の消毒・定期的な経過観察
- 正しいブラッシング指導
ご自身でもセルフケアを徹底し、術後の経過観察や定期検診を欠かさないことが、インプラントの長期安定につながります。
二次手術と即時装着のデジタルワークフロー
ボーンレベルインプラントの二次手術は、インプラント体の周囲が十分に治癒した後に行われます。歯肉をごくわずかに切開し、ヒーリングアバットメントを装着して軟組織の形態を整えます。近年はデジタルワークフローの活用が進み、口腔内スキャナーやCAD/CAM技術を用いた即時補綴も実現可能になっています。
デジタル技術を活用することによるメリットは、精度の高い型取りが可能になることで補綴物の適合性が向上し、治療期間も短縮される点です。患者様の負担軽減にもつながり、審美性や機能性の向上にも寄与します。インプラント治療の質をさらに高めるために、最新のデジタルワークフローを積極的に導入している医院が増えています。
手術成功のポイントと注意点
インプラント ボーンレベルの手術を成功させるには、患者様ごとの骨量や骨質、症例の適応条件を正確に見極めることが不可欠です。骨が十分に存在する部位では高い初期固定が得られやすいですが、骨量不足の場合は骨造成などの追加処置が重要になります。以下のリストは主な成功ポイントです。
- 適切な骨量と骨質の評価
- 患者様の全身状態や口腔内環境の把握
- 手術時の無菌操作と正確な埋入位置設定
- 術前CTやシミュレーションによるリスク回避
骨の厚みや高さが足りない場合には、計画的な補助処置を加えることで、より安全な手術が可能となります。
骨量・骨質・症例ごとの適応条件
インプラントの適応には骨量と骨質が極めて大きく影響します。骨量が十分でない場合や骨がもろい場合、インプラントの固定力が不十分になりやすくなります。特に上顎や前歯部では、骨の吸収や歯肉の状態にも細心の注意が必要です。症例ごとに下記のような適応条件を確認しましょう。
- 骨幅・骨高の十分な確保
- 全身疾患のコントロール
- 口腔衛生状態の良好さ
- 歯周病や喫煙歴の有無
これらを的確に評価し、必要に応じて補助的な治療を組み合わせることが、手術の成功と長期安定性の鍵となります。
GBR法など骨造成との組み合わせ
骨造成は、骨量が不足している患者様にもインプラント手術を安全に行うための大切な方法です。GBR法(ガイドッド・ボーン・リジェネレーション)は、人工膜を活用して骨の再生を促進し、骨幅や高さが不十分な場合でもインプラントが安定する土台を作ります。
| 骨造成法 | 主な特徴 | 適応例 |
|---|---|---|
| GBR法 | メンブレンで骨再生促進 | 骨幅・高さ不足 |
| サイナスリフト | 上顎洞へ骨補填材を挿入 | 上顎臼歯部 |
| スプリットクレスト | 骨を広げ幅を確保 | 骨幅不足 |
症例に合わせた骨造成をしっかり行うことで、長期的な安定性と審美性の両立が期待できます。
ボーンレベルインプラントの長期安定性と失敗例
ボーンレベルインプラントは、自然な歯に近い仕上がりと周囲骨の維持がしやすい点が特長ですが、長期的な安定を得るためには複数の要素を適切に管理する必要があります。特に次の点が重要です。
- 適切な補綴設計と咬合調整
- 骨吸収の抑制策
- 定期的なX線評価による骨レベルの確認
失敗例としては、骨吸収が進行したり、インプラント周囲炎が発生するケースが挙げられます。こうしたリスクを最小限に抑えるためには、術前の診断と術後の管理が不可欠です。
骨吸収・インプラント周囲炎のリスク管理
骨吸収やインプラント周囲炎は、インプラント治療において注意すべき重要なリスクです。早期発見・早期対応が長期安定のポイントとなります。リスク管理のポイントは以下の通りです。
- 適切な清掃指導とセルフケアの徹底
- 定期的なプロフェッショナルケアの実施
- 咬合力や補綴物のチェック
- 喫煙・糖尿病などのリスク因子の管理
これらを徹底して行うことで、インプラント周囲の骨吸収や炎症を抑え、長期維持が可能になります。
治療の料金相場・費用比較
治療費用の目安と内訳
インプラント ボーンレベル治療の費用は、使用するインプラントメーカーや治療内容、追加処置の有無などによって異なります。
| 項目 | 費用の目安 | 内容例 |
|---|---|---|
| 診断・検査 | 5,000〜30,000円 | CT撮影・口腔内診査・治療計画立案 |
| 手術基本料 | 120,000〜300,000円 | インプラント体の埋入手術、麻酔、材料費 |
| アバットメント | 40,000〜80,000円 | ボーンレベル専用アバットメント、接続費用 |
| 上部構造 | 80,000〜200,000円 | 人工歯(クラウン)作製・装着 |
| メンテナンス | 5,000〜15,000円/回 | 定期検診・クリーニング |
この費用には、治療前後のカウンセリングや仮歯代、抜歯や骨造成などの追加処置費用が含まれていない場合もあります。治療内容や医院ごとに金額は変動するため、詳細は事前に確認することが大切です。
保険適用・自由診療・追加費用の比較
インプラント治療は基本的に自由診療となり、健康保険は適用されません。ただし、事故や腫瘍など特定の医療的理由がある場合のみ一部保険適用となるケースがあります。自由診療の場合は以下の費用が発生します。
| 区分 | 保険適用 | 自由診療 | 追加費用例 |
|---|---|---|---|
| 主な対象 | 事故・腫瘍 | 一般的な歯の欠損 | 骨造成・サイナスリフト・仮歯等 |
| 費用目安 | 数万円〜 | 25万〜50万円/本 | 2万〜20万円程度(処置内容による) |
| 適用範囲 | 限定的 | 原則すべて | 必要に応じて都度加算 |
保険適用の場合は費用負担が少なくなりますが、条件が厳しく選択肢も限られます。一方、自由診療では治療の自由度や審美性が高まる反面、追加費用がかかることが多い点に注意が必要です。
料金の違いが生まれる理由と安く抑えるコツ
同じインプラント ボーンレベル治療でも、料金が大きく異なる理由にはさまざまな要素が関係しています。特に50代以上の方にとっては、治療内容やご自身の健康状態によって必要となる処置や費用が変動するため、十分な情報収集と比較検討が重要となります。
主な料金差の要因
- 使用するインプラントメーカー(知名度や技術力によって価格が大きく異なる傾向)
- 手術の難易度や症例数といった治療実績
- クリニックの立地・設備・医師の経験年数
- アフターケアや保証内容の充実度
費用を抑えるポイント
- 無料カウンセリングや見積もり比較を活用する
- 追加費用が発生しやすい骨造成や仮歯の費用を事前に確認
- 複数本治療の場合はセット割引やパッケージプランを選ぶ
- 継続的なメンテナンス費用も含めて総額を把握する
料金だけでなく、治療の安全性やアフターサービス、使用インプラントの品質も重要な判断基準となります。特に長期間安定して使えることや、将来のトラブルに備えたサポート体制が整っているかを確認しましょう。
治療後のメンテナンス
治療後のセルフケア・定期検診の重要性
インプラントのボーンレベル治療後は、日々のセルフケアと定期的な歯科医院でのチェックが長持ちの鍵となります。セルフケアを怠ると、インプラント周囲にプラークが蓄積し、歯肉炎やインプラント周囲炎のリスクが高まります。特にボーンレベルインプラントは歯肉の健康状態や骨の維持が重要なため、適切なケアが必須です。50代以上の方は、年齢とともにお口の環境が変化しやすいため、より丁寧なケアが求められます。
- 柔らかめの歯ブラシで優しく磨く
- インプラント部分にもフロスや歯間ブラシを活用
- 専用の洗口液で口腔内を清潔に保つ
- 毎日のケアに加えて、半年に1回以上の定期検診を受ける
歯科医院では、プロフェッショナルクリーニングやインプラント周囲の骨・歯肉の状態チェックが行われます。早期発見・早期対応が、インプラントの長期安定に直結します。特にご高齢の方は、定期的なチェックで小さな変化も見逃さないことが大切です。
長持ちさせるメンテナンス方法
インプラントの寿命を延ばすには、セルフケアと医院でのメンテナンスを両立させることが大切です。
| メンテナンス内容 | 推奨頻度 | ポイント |
|---|---|---|
| 歯ブラシ・フロス・歯間ブラシ | 毎日 | インプラントと天然歯の間も丁寧に清掃 |
| プロによるクリーニング | 年2回以上 | バイオフィルムの徹底除去、着色や歯石の除去 |
| レントゲン撮影 | 年1回程度 | 骨レベルや周囲組織の状態を定期的に確認 |
| 咬合調整 | 必要に応じて | 噛み合わせの変化や異常な力がかかっていないかを確認 |
| 専用洗口液の使用 | 毎日 | インプラント周囲の細菌コントロールに有効 |
このような継続的なメンテナンスを行うことで、インプラントの脱落や周囲炎を未然に防ぐことができます。セルフケアと定期検診の両立が大きな効果をもたらします。
オールオンフォーとボーンレベルインプラントの違いとメリット
インプラント治療を選択する際に、「オールオンフォー」と「ボーンレベルインプラント」という用語を耳にしたことがある方も多いでしょう。これらはどちらも優れた治療法ですが、それぞれに特徴とメリットがあります。ここでは、両者の違いとメリットを整理し、あなたに最適な選択をサポートします。
オールオンフォーとは?
オールオンフォーは、特に全顎的な治療を行う際に用いられるインプラント技術です。この方法では、上顎または下顎に4本のインプラントを埋め込むことで、全ての歯を支える構造を作り上げます。通常のインプラントは1本ずつ埋入するのに対し、オールオンフォーでは少ないインプラント数で全歯を支えることが可能です。
ボーンレベルインプラントとは?
ボーンレベルインプラントは、インプラント体の接合部が骨のレベルに位置する構造を持つインプラントです。これにより、歯肉ラインとの調和がとれ、審美性の高い治療結果が期待できます。また、骨吸収を最小限に抑えることができ、長期的な安定性も向上します。
オールオンフォーとボーンレベルインプラントの比較
下記のテーブルは、オールオンフォーとボーンレベルインプラントの違いを視覚的に比較したものです。
| 特徴 | オールオンフォー | ボーンレベルインプラント |
|---|---|---|
| インプラントの数 | 4本のインプラントで全顎を支える | 1本ずつインプラントを埋入(通常の治療法) |
| 治療期間 | 比較的短期間で治療完了(即時負荷が可能) | 通常、治癒期間が必要(数ヶ月程度) |
| 適応症例 | 大きな骨量不足でも対応可能 | 骨量が十分でない場合、追加治療が必要な場合も |
| 審美性 | やや劣る(全体的なバランスを重視) | 高い審美性(特に前歯部) |
| 骨吸収リスク | 骨吸収リスクが少ない | 骨吸収リスクが低い |
| 治療後の安定性 | 高い安定性(特に全顎治療) | 高い安定性 |
オールオンフォーのメリット
オールオンフォーの最大のメリットは、少ないインプラント本数で全顎の歯を支えられることです。これにより、治療時間が短縮され、患者様への負担が軽減されます。また、骨量が不足している場合でも対応可能な点も大きな魅力です。具体的なメリットを以下にまとめます。
オールオンフォーの主なメリット:
- 即時負荷が可能:インプラント埋入後、数日以内に仮歯を装着できるため、見た目や機能をすぐに改善できる。
- 治療期間の短縮:骨移植などの追加処置が少なく、治療全体の期間を大幅に短縮できる。
- 少ないインプラントで済む:通常のインプラント治療では必要な本数を減らすことができ、手術回数も少なくて済む。
- 骨造成が可能:骨量が不足している場合でも、追加的な手術で安定的にインプラントを埋め込むことが可能。
ボーンレベルインプラントのメリット
ボーンレベルインプラントは、骨との結合部が骨レベルに配置されるため、審美性が非常に高く、特に前歯部での仕上がりが自然です。また、骨吸収のリスクを最小限に抑えることができるため、長期的な安定性が求められる方に最適です。
ボーンレベルインプラントの主なメリット:
- 自然な見た目:歯肉ラインと調和しやすく、審美性が非常に高い。
- 骨吸収の抑制:骨内にインプラントを埋め込むことで、骨吸収が進行しにくく、安定した咬合が得られる。
- 長期的な安定性:骨とインプラントの結合が強固で、長期的な安定性が高い。
- 前歯部にも適応:審美性が求められる前歯部でも優れた仕上がりが期待できる。
自分に合った治療法を選ぶために
オールオンフォーとボーンレベルインプラントは、それぞれ異なる特徴とメリットがあります。自分に合った治療法を選ぶためには、以下のポイントを考慮することが大切です。
- 骨の状態:骨量が不足している場合はオールオンフォーが有利、十分に骨がある場合はボーンレベルインプラントが適しています。
- 治療期間:早期に歯の機能と見た目を改善したい場合はオールオンフォーが適していますが、じっくりとした治療を望む場合はボーンレベルインプラントが適切です。
- 審美性の重視:前歯部の見た目を重視するならボーンレベルインプラントが優れています。
専門医としっかりと相談し、自分の状況に合った治療法を選ぶことが、満足のいく結果を得るための鍵となります。
– T DENTAL OFFICE 天王寺インプラントクリニック
T DENTAL OFFICE 天王寺インプラントクリニックは、患者様の健康と笑顔を大切に、質の高いインプラント治療を提供しています。当院では、特に「オールオンフォー」という高度なインプラント技術を用いて、少ない本数のインプラントで全ての歯を支えることが可能です。これにより、通常のインプラントよりも短期間で治療が完了し、費用も抑えられます。安心して治療を受けていただけるよう、事前カウンセリングからアフターケアまで丁寧に対応いたします。
| T DENTAL OFFICE 天王寺インプラントクリニック | |
|---|---|
| 住所 | 〒545-0052大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目3−15 阿倍野共同ビル7階 |
| 電話 | 06-6655-0700 |
医院概要
医院名・・・T DENTAL OFFICE 天王寺インプラントクリニック
所在地・・・〒545-0052 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目3−15 阿倍野共同ビル7階
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