ジルコニアインプラントの特徴とメリットを解説|費用や治療の流れまでわかるガイド!

インプラントは興味があるけれど、金属アレルギーや見た目、耐久性が心配…」そんな悩みをお持ちではありませんか?従来のチタン製インプラントに対し、【ジルコニアインプラント】は金属を一切使用せず、天然歯に近い透明感と高い審美性を実現しています。また、近年注目されているオールオンフォーなどの最新治療法にも、ジルコニアインプラントが採用されるケースが増えています。
近年では、ジルコニアインプラントの症例数が増加し、特に金属アレルギーに配慮が必要な方や、前歯など審美性を重視したい方から選ばれています。また、オールオンフォー治療で複数本の歯を一度に補う場合にも、ジルコニア素材のインプラントやブリッジが多くのメリットを発揮します。
一方で、「治療費はどのくらい?」「どんな医院が信頼できる?」といった疑問や不安も多いはず。特にオールオンフォーなどの複数歯を同時に治療する場合は、トータル費用やクリニックの専門性を十分に検討する必要があります。
このページでは、ジルコニアインプラントの特徴から医院選びまで、あなたが後悔しないために必要な情報をわかりやすく解説します。今、不安や迷いがある方も、最後までお読みいただくことで「自分にとって最適な選択肢」がきっと見えてきます。
T DENTAL OFFICE 天王寺インプラントクリニックは、患者様の健康と笑顔を大切に、質の高いインプラント治療を提供しています。当院では、特に「オールオンフォー」という高度なインプラント技術を用いて、少ない本数のインプラントで全ての歯を支えることが可能です。これにより、通常のインプラントよりも短期間で治療が完了し、費用も抑えられます。安心して治療を受けていただけるよう、事前カウンセリングからアフターケアまで丁寧に対応いたします。
| T DENTAL OFFICE 天王寺インプラントクリニック | |
|---|---|
| 住所 | 〒545-0052大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目3−15 阿倍野共同ビル7階 |
| 電話 | 06-6655-0700 |
ジルコニアインプラントとは?基礎知識と技術の全体像
インプラント治療は、失われた歯の機能と見た目を回復するために広く用いられています。その中でもジルコニアインプラントは、近年、金属を使わない素材として注目を集めています。ジルコニアは高い強度と美しい白さを持つセラミックの一種で、審美性と生体親和性を両立する素材です。費用や寿命、アレルギー対応など多くの観点で注目されており、特に前歯など見た目を重視したい方に選ばれています。また、オールオンフォーのような全顎治療の選択肢としてもジルコニアインプラントは活用されつつあります。
ジルコニアの構造と素材特性
ジルコニアインプラントは、人工歯根からアバットメント、クラウン部分まで一貫してジルコニア素材を用いることが可能です。ジルコニアは金属を含まないため、金属アレルギーのリスクがありません。また、口腔内での変色がほとんどなく、天然歯に近い透明感と美しさを再現できます。オールオンフォー治療で使用される場合も、ジルコニアの優れた審美性や清潔性が大きな魅力となります。
金属アレルギー対応や審美性・耐久性の根拠
ジルコニアは生体親和性に優れ、体内でアレルギー反応が起きにくい素材です。審美性についても、歯ぐきの透けや黒ずみを防ぎ、自然な歯の色調を実現します。耐久性も非常に高く、摩耗や破損に強いのが特徴です。科学的な研究でもジルコニアの長期安定性は証明されています。また、オールオンフォーに代表されるような長期的な安定が求められる治療法においても、ジルコニアの活用が増えています。
素材の特徴
ジルコニアは高い強度と耐久性を持つため、噛む力が強い方にも安心して使用できます。臨床の実績も増えており、多くの歯科医院で採用されています。特にジルコニアクラウンやジルコニアアバットメントは、審美歯科やインプラント治療で高い満足度を得ています。全顎的な修復が必要なオールオンフォー治療でも、ジルコニアを使用した症例が増加傾向にあります。
チタンインプラントとの違いと比較
ジルコニアインプラントとチタンインプラントは、どちらも高い成功率を誇りますが、素材や見た目、アレルギーリスクなどの点で違いがあります。特にオールオンフォーなどの大規模補綴治療を考える際には、各素材の違いを理解することが重要です。
強度や生体親和性・耐久性・見た目の比較
| 特徴 | ジルコニアインプラント | チタンインプラント |
|---|---|---|
| 強度 | 高い | 非常に高い |
| 生体親和性 | 優れる | 優れる |
| 金属アレルギー | なし | ごく稀にあり |
| 審美性 | 天然歯に近い白さ | 金属色 |
| 耐久性 | 高い | 非常に高い |
それぞれの適応と選択ポイント
- ジルコニアインプラントの適応
- 金属アレルギーが心配な方
- 前歯や審美性を重視する部位
- 自然な見た目を求める方
- オールオンフォーなどで審美性や清掃性を重視したい場合
- チタンインプラントの適応
- 強い咬合力が必要な奥歯
- 長期実績や症例数を重視する方
- コストパフォーマンスを最重視する場合
どちらを選ぶかは、患者の口腔内の状態や希望、費用などを考慮して決めることが大切です。オールオンフォー治療を希望する場合も、各素材の特徴や医院の対応力をしっかりと確認しましょう。
ジルコニアインプラントの最新技術動向
ジルコニアインプラントは、近年の技術革新によりさらに進化しています。
CAD/CAMや3Dプリントなど製造・設計技術の進化
最新の歯科用CAD/CAMや3Dプリント技術によって、ジルコニアインプラントは個々の患者に合わせた精密な設計・製作が可能になりました。これにより、より高い適合性と安全性、審美性を実現し、治療期間の短縮や快適性の向上にもつながっています。特にオールオンフォーのような全顎治療では、ジルコニアのカスタム設計が大きな役割を果たしています。
症例増加と市場拡大の背景
ジルコニアインプラントは、その優れた特性と技術革新により、多くの歯科医院で導入が進んでいます。症例数も年々増加し、特に都心部や専門性の高いクリニックでの採用が目立ちます。金属アレルギーへの配慮や審美性の向上を求める声が高まる中、今後もジルコニアインプラントの需要は拡大が予想されます。
オールオンフォー治療とジルコニアインプラント
ジルコニアインプラントは、近年注目されているオールオンフォー治療においても多くのメリットを発揮しています。オールオンフォー治療は、複数の歯を一度にインプラントで補う方法で、特に全顎的な治療において高い効果を発揮します。ここでは、ジルコニアインプラントがオールオンフォー治療にどのように適応されるのか、その特徴やメリットを解説します。
オールオンフォー治療とは?
オールオンフォー治療は、失われた歯を一度に補う方法として広く用いられており、特に全顎の歯を失った方に適しています。この治療法では、4本のインプラントを使用して、人工歯を支える土台を作ります。ジルコニアインプラントを使用することで、審美性と耐久性が向上し、長期的な安定が期待できます。
オールオンフォー治療におけるジルコニアインプラントのメリット
ジルコニアインプラントは、オールオンフォー治療においても多くの利点があります。特に審美性や金属アレルギーの回避が求められる患者にとっては、非常に有効な選択肢です。
| メリット | 詳細 |
|---|---|
| 審美性の向上 | ジルコニアは天然歯に近い白さを再現でき、歯茎との調和も良いため、見た目の美しさが保たれます。特に前歯や目立つ部位に最適です。 |
| 金属アレルギー対応 | ジルコニアは金属を使用していないため、金属アレルギーの心配がありません。アレルギー体質の方にも安心して使用できます。 |
| 高い耐久性 | ジルコニアは非常に硬く、摩耗や破損に強いため、噛む力の強い方にも適しています。長期間安定した状態で使用できます。 |
| 口腔内の清潔感 | ジルコニアは変色が少なく、歯肉との親和性が良いため、歯ぐきの黒ずみや炎症を防ぐことができます。清潔感を保ちやすいです。 |
オールオンフォー治療でジルコニアインプラントを選ぶ理由
オールオンフォー治療は、全顎的な歯の補填を一度に行うため、インプラントの素材選びが非常に重要です。ジルコニアインプラントは、以下の理由からオールオンフォー治療に適しています。
- 自然な見た目 ジルコニアは天然歯に非常に近い白さと透明感を持っているため、全体的な見た目が自然で美しく仕上がります。特に前歯の部分でその効果が発揮され、笑顔に自信を持てます。
- 金属アレルギーの心配がない チタンやその他の金属製インプラントはアレルギー反応を引き起こす可能性がありますが、ジルコニアは金属を一切使用していないため、アレルギーを気にすることなく治療を受けられます。
- 耐久性と強度 ジルコニアは非常に強固で、咬合力にも耐えるため、長期間使用しても問題ありません。全顎治療で強い噛み合わせが求められる場合でも、安心して使用できます。
- 清掃性の向上 ジルコニアは歯肉との親和性が高く、歯茎が黒ずみにくいため、長期間清潔に保ちやすいという特徴もあります。
オールオンフォー治療におけるジルコニアインプラントの適応例
オールオンフォー治療にジルコニアインプラントを選ぶ際、特に以下のようなケースでメリットが強調されます。
| 適応例 | 詳細 |
|---|---|
| 金属アレルギーがある方 | ジルコニアは金属を使用しないため、金属アレルギーがある方に最適です。アレルギー反応を防ぎ、安全に治療を進められます。 |
| 審美性を重視する方 | 特に前歯など見た目が重要な部位で、ジルコニアインプラントは天然歯に近い色調を再現できるため、審美性を重視する方に適しています。 |
| 強度が求められる治療の場合 | ジルコニアは高い耐久性を持つため、強い噛み合わせが求められる治療に適しています。全顎治療でも長期的に安定した状態が維持できます。 |
| 清潔感を求める方 | ジルコニアは歯肉との結合が良いため、歯ぐきの黒ずみを防ぐことができ、全体的な清潔感を保ちやすくなります。オールオンフォーで複数本のインプラントを使う場合にも有効です。 |
オールオンフォー治療におけるジルコニアインプラントのデメリット
ジルコニアインプラントには多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。
| デメリット | 詳細 |
|---|---|
| 硬度の高さによる割れやすさ | ジルコニアは非常に硬い素材である一方、強い衝撃を受けると割れやすいことがあります。特に強い衝撃を受ける可能性がある場所では注意が必要です。 |
| 費用の高さ | ジルコニアインプラントは、チタンインプラントに比べて費用が高めです。オールオンフォー治療では、全顎治療となるため、費用がさらに高額になる可能性があります。 |
| 技術的な難易度 | ジルコニアインプラントは加工が難しく、高度な技術が要求されます。経験豊富な医師を選ぶことが成功の鍵となります。特にオールオンフォー治療では、この点が非常に重要です。 |
オールオンフォー治療におけるジルコニアインプラントは、審美性や耐久性、金属アレルギーの回避など、多くのメリットを提供します。特に見た目を重視する方や金属アレルギーがある方にとっては最適な選択肢となり得ます。治療費用や硬さによるリスクを考慮した上で、自分の希望に合った治療法を選ぶことが大切です。
ジルコニアインプラントとオールオンフォー治療の組み合わせにより、より自然で快適な治療結果を得ることができ、長期間にわたる安定的な効果を期待できます。
ジルコニアのメリット・デメリットを比較
ジルコニアの審美性・生体親和性の優位性
天然歯に近い透明感や歯肉との結合性
ジルコニアは、天然歯に近い高い透明感と美しい白さを持つ素材で、前歯など審美性が求められる部位に適しています。歯肉との親和性にも優れており、歯茎が黒ずみにくいという特徴があります。以下のポイントが挙げられます。
- 透明感が高く、自然な仕上がり
- 歯肉との結合が良く、長期的に美しさを維持しやすい
- 金属アレルギーの心配がない
- オールオンフォーでも審美性を最大限に発揮
審美性を重視した症例の特徴
ジルコニアインプラントは、前歯など見た目を重視する部位で多く選ばれています。天然歯と調和した色味やツヤを再現でき、セラミッククラウンとの組み合わせでさらに審美性が高まります。オールオンフォーのように複数歯を一度に修復する場合も、ジルコニア素材で自然な歯並びを実現できます。
- 前歯や笑ったときに見える部分に最適
- 自然な歯並びや色調を希望する方に推奨
- 審美歯科の症例でも多用されている
- オールオンフォーによるフルマウス治療でも高評価
金属アレルギー・電磁波リスク回避の意義
金属フリーによる安心感
ジルコニアは金属を一切含まない素材のため、金属アレルギーのある方でも安心して使用できます。また、長期間体内に異物を入れるインプラント治療において、金属フリーという点は大きな安心材料です。オールオンフォーのようなフルマウス治療でも、ジルコニアなら全体を金属フリーで仕上げることが可能です。
- 金属アレルギー体質の方でも治療可能
- 金属由来の歯肉変色や炎症リスクが少ない
リスク低減のポイント
ジルコニアは生体親和性が高く、周囲組織との結合が良いことが評価されています。また、金属イオンの溶出がないため、電磁波や腐食による健康リスクを避けることができます。
- 生体適合性が高く、炎症や拒絶反応が起きにくい
- チタンなど金属系と比較して安全性の面で優れる
- オールオンフォーなどの長期間装着でも安心
デメリットと技術的制約・費用面の課題
技術者の習熟や破損リスク
ジルコニアは非常に硬い反面、衝撃が加わると割れやすい特性があります。また、加工や調整には高度な技術が求められるため、技術者や医院による品質の差が生じやすいのも特徴です。オールオンフォーなどの複雑な症例では、特に経験豊富なクリニックの選択が重要です。
- 加工難易度が高く、経験豊富な医師が必要
- 強い衝撃で破損するリスクがある
費用や導入クリニックの限定性
ジルコニアインプラントはチタン製に比べて費用が高めに設定されており、導入しているクリニックもまだ限られています。費用相場は1本あたり40万〜60万円程度となることが多いです。オールオンフォー治療の場合は、総額がさらに高額になる場合もあるため、事前の費用確認が重要です。
- チタンやセラミックと比べて費用が高い
- 認定医や専門医院の選択が重要
- オールオンフォー治療は特に費用差が大きいので注意
セラミック・チタン素材との比較例
特徴、価格帯、寿命、適応症の違い
| 素材 | 特徴 | 価格帯(1本) | 耐久性・寿命 | 適応症 |
|---|---|---|---|---|
| ジルコニア | 金属アレルギーなし・審美性最高 | 40〜60万円 | 10年以上 | 前歯・審美重視・オールオンフォー |
| チタン | 実績多数・費用バランス良い | 30〜50万円 | 10年以上 | 奥歯・幅広い症例・オールオンフォー |
| セラミック | 審美性高・やや脆い | 35〜55万円 | 7〜10年 | 前歯・審美重視 |
各素材ごとの選択基準
- ジルコニア:審美性・金属アレルギー対策を最重視する方、オールオンフォーで美しさや清潔感を求める方
- チタン:費用や実績重視、幅広い症例に対応したい方、オールオンフォーでコストパフォーマンスを重視する場合
- セラミック:審美性と価格のバランスを求める方
ご自身の口腔状態や希望に合わせて、医院で十分に相談のうえ最適な素材を選択することが大切です。オールオンフォーを希望する場合も、治療実績が豊富な医院選びが重要となります。
費用・相場・価格比較
ジルコニアインプラントの費用内訳(クラウン・アバットメント等)
ジルコニアインプラントの費用は、主にクラウン(人工歯)、アバットメント(連結部品)、手術費などで構成されます。一般的な費用内訳と相場は以下の通りです。オールオンフォー治療の場合、これらの費用が複数本分または全顎分発生するため、トータルコストも高額になります。
| 項目 | 費用相場(1本あたり) |
|---|---|
| ジルコニアクラウン | 80,000〜180,000円 |
| ジルコニアアバットメント | 50,000〜100,000円 |
| インプラント体(ジルコニア製) | 150,000〜250,000円 |
| 手術・診療費 | 100,000〜200,000円 |
| 検査・メンテナンス | 10,000〜30,000円(都度) |
ジルコニア素材は審美性や生体親和性に優れ、金属アレルギーにも対応できますが、費用は他素材よりやや高めです。オールオンフォー治療を選択する場合は、個別の見積もりや費用プランの確認が重要です。
部位ごとの費用構成と相場
前歯や奥歯など部位によって費用が異なります。前歯は見た目を重視するため、ジルコニアクラウンが選ばれることが多く、相場もやや高くなります。奥歯は強度が求められるため、他素材を選択するケースもあります。オールオンフォー治療では、全体の審美性と機能性のバランスを考えた素材選びがポイントです。
治療工程ごとの価格事例
治療はカウンセリング・検査から始まり、インプラント埋入手術、アバットメント装着、クラウン装着という流れです。それぞれの工程で費用が発生します。トータルでは1本あたり35万円〜60万円が一般的な価格帯です。オールオンフォー治療の場合は、全顎で数百万円規模となることも珍しくありません。
他素材(チタン・セラミック)との価格比較と違い
各素材の費用帯と違い
| 素材 | 費用相場(1本) | 特徴 |
|---|---|---|
| ジルコニア | 35万〜60万円 | 審美性・アレルギー対応 |
| チタン | 30万〜50万円 | 高い強度・長期実績 |
| セラミック | 30万〜55万円 | 天然歯に近い色合い |
ジルコニアインプラントは金属を使わないためアレルギーリスクが低く、前歯の審美性を重視する方に人気です。一方、チタンは強度とコストパフォーマンスに優れ、長年の臨床実績があります。セラミックは自然な見た目が特徴ですが、ジルコニアに比べるとやや強度が劣ります。オールオンフォー治療を検討する際も、各素材の特徴と費用をよく比較しましょう。
価格以外の判断材料
- アレルギー体質の有無
- 審美性(前歯・奥歯の見た目)
- 耐久性や寿命
- 口腔内の状態や骨の質
- 医院の専門性や認定医の有無
- オールオンフォー治療の実績や症例数
これらの要素も素材選びの重要なポイントです。
治療の流れと手順
カウンセリング・検査(CT・口腔内スキャン等)
インプラント ジルコニア治療の第一歩は、丁寧なカウンセリングと精密検査です。患者の口腔状態や希望を詳しくヒアリングし、CTや口腔内スキャナーを用いて骨や歯ぐきの状態を正確に把握します。オールオンフォー治療を希望する場合も、全顎的な診断と精密検査が欠かせません。
精密検査の流れと重要性
精密検査では、以下の流れが一般的です。
- 問診・カウンセリング
- 口腔内診査
- レントゲン・CT撮影
- 口腔内スキャン
この工程により、骨の厚みや神経の位置など、インプラント埋入に必要な情報を詳細に確認できます。精密検査を徹底することで、安全かつ失敗のリスクを最小限に抑えた治療計画が立てられます。オールオンフォーなどの高度なインプラント治療でも、事前の精密検査が重要な役割を果たします。
最新機器の活用事例
最新の口腔内スキャナーやデジタルCTは、従来よりも短時間で高精度なデータ取得が可能です。3D画像を活用することで、患者への説明もわかりやすくなり、治療イメージを共有しやすくなっています。特に、オールオンフォーのような複数本のインプラントを同時に埋入する治療計画では、これらのデジタル機器が治療の安全性と精度を大きく高めます。
治療計画・デジタルシミュレーション活用
治療計画の段階では、取得したデータを基にデジタルシミュレーションを行い、最適な埋入位置やジルコニアクラウンの形状を決定します。オールオンフォーをはじめ、広範囲のインプラント治療にも、このシミュレーション技術が強みとなります。
治療精度向上への取り組み
デジタル技術の導入で、埋入角度や深さまで正確に設計できるようになりました。特にジルコニアインプラントでは、高い精度が長期的な審美性と耐久性につながります。また、オールオンフォーのような全顎治療でも、個々の骨の状態や噛み合わせを細かく把握し、最適な埋入を実現します。
手術・術後経過とメンテナンスのポイント
手術では、サージカルガイドを使用してピンポイントでインプラントを埋入し、術後の経過観察と定期的なメンテナンスを行います。オールオンフォーのような一度に複数本のインプラントを埋入する場合も、サージカルガイドの活用が成功率向上に寄与します。
サージカルガイド使用と安全性
サージカルガイドは、デジタル設計をもとに作製されるマウスピース状の器具です。これを使うことで、人為的な誤差を最小限に抑え、安全性と再現性の高い手術が実現します。オールオンフォー治療でも、このガイドの精度が手術の成否を左右します。
術後フォローの流れ
術後は、傷口の確認や痛み・腫れのチェックを定期的に行います。インプラントとジルコニアクラウンの安定性を確認し、最適なメンテナンス指導を実施します。特にオールオンフォーでは、複数のインプラントと人工歯列全体の状態を継続的にチェックし、トラブルの早期発見に努めます。
治療期間・通院回数・ダウンタイムの目安
治療期間や通院回数は、口腔内の状態や治療方法によって異なりますが、標準的なスケジュールを把握しておくことで予定が立てやすくなります。オールオンフォーなどの全顎治療の場合も、治療期間や通院回数の目安を確認しておくことが重要です。
標準的な治療スケジュール
下記は一般的な治療スケジュールの目安です。オールオンフォー治療の場合も、工程自体は似ていますが、患者の状態や治療内容により期間が前後することがあります。
| 工程 | 期間の目安 |
|---|---|
| 初診・検査・計画 | 1〜2回(1〜2週間) |
| 手術 | 1回 |
| 治癒期間(骨結合) | 2〜6ヶ月 |
| アバットメント装着 | 1回 |
| ジルコニアクラウン装着 | 1回 |
| メンテナンス | 半年〜1年ごと |
通院頻度と回復期間
手術後は、数日間の安静と食事制限が必要です。通院は初期で2~3回、最終的なジルコニアクラウン装着までに5~6回程度が一般的です。仕事や日常生活への影響は最小限に抑えられますが、個々の状態に合わせた医師の指示を守ることが重要です。オールオンフォー治療の場合も、術後の経過観察や調整のために定期的な通院が必要となります。
信頼できる医院の見極め方
インプラント治療の中でも、ジルコニアを使用した治療は審美性や金属アレルギー対応の面で注目されています。しかし、満足度の高い治療には医院選びが欠かせません。ここでは信頼できる医院を選ぶためのポイントを解説します。オールオンフォー治療を検討する際も、医院選びや医師の実績が非常に重要です。
認定医・専門医の選び方と実績の確認方法
ジルコニアインプラントの治療では、医師の技術と経験が仕上がりや安全性に大きく影響します。信頼できる医院を選ぶ際は、医師の資格や過去の症例実績をしっかり確認しましょう。オールオンフォー治療の場合も、全顎治療の実績やジルコニアインプラントの経験値が安心材料となります。
医師の資格や経験の見極め方
インプラント治療を担当する医師が、専門の認定医や指導医であるかどうかが重要です。公式な学会認定や専門医資格を持っているか、実際の治療経験年数もチェックしましょう。さらに、ジルコニアインプラントの取り扱い実績も確認することで、安心して治療を任せられます。オールオンフォー治療の経験が豊富な医院を選ぶことも大切です。
適切な症例数や実績の指標
医院の選択では、インプラント治療全体の症例数だけでなく、ジルコニア素材を使った症例数を確認することが重要です。オールオンフォーの症例数も併せてチェックしましょう。以下の表を参考に、医院の実績を比較してください。
| チェック項目 | 目安 |
|---|---|
| インプラント治療全体の症例数 | 100件以上 |
| ジルコニアインプラントの症例数 | 20件以上 |
| オールオンフォーの症例数 | 10件以上(医院による) |
| インプラント治療歴 | 5年以上 |
相談時に確認すべき治療内容・費用・保証などの項目
治療前の相談では、治療内容や費用、保証についてしっかり確認しておくことが後悔しないインプラント治療の大切なステップです。オールオンフォー治療の場合も、費用の全体像や保証内容を事前に確認しましょう。
カウンセリングでの質問事項
- 治療の流れや治療期間
- ジルコニアインプラントと他素材の違い
- オールオンフォー治療の特徴やメリット・デメリット
- 費用の詳細(手術費・ジルコニアクラウン・アバットメント含む)
- 保険適用の有無と自己負担額
- 予測されるリスクや副作用
これらの質問に対し、丁寧に説明してくれる医院は信頼性が高いと言えるでしょう。
保証内容の確認ポイント
インプラント治療には長期の保証がついているか確認しましょう。保証期間や保証内容、メンテナンス条件などを必ず書面で受け取り、内容を理解して納得した上で治療に進むことが大切です。オールオンフォー治療の場合も、万が一のトラブル時にどこまで保証されるか必ず確認しましょう。
最新設備・デジタル技術導入医院の優位性
近年はデジタル技術の進化により、より正確で安心できるインプラント治療が可能になっています。最新設備を備えた医院は治療精度や安全性が高い傾向にあります。オールオンフォー治療では、特にデジタルシミュレーションや3Dプリンターによるカスタムガイドの活用が重要です。
技術導入による治療の違い
- CTスキャンによる精密な骨量・骨質診断
- デジタルシミュレーションによる治療計画
- 3Dプリンター活用によるカスタムガイド作成
これらの技術を導入することで、手術の精度が向上し、術後のトラブルリスクも減少します。オールオンフォー治療にも、これらの設備・技術が大いに役立ちます。
T DENTAL OFFICE 天王寺インプラントクリニックは、患者様の健康と笑顔を大切に、質の高いインプラント治療を提供しています。当院では、特に「オールオンフォー」という高度なインプラント技術を用いて、少ない本数のインプラントで全ての歯を支えることが可能です。これにより、通常のインプラントよりも短期間で治療が完了し、費用も抑えられます。安心して治療を受けていただけるよう、事前カウンセリングからアフターケアまで丁寧に対応いたします。
| T DENTAL OFFICE 天王寺インプラントクリニック | |
|---|---|
| 住所 | 〒545-0052大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目3−15 阿倍野共同ビル7階 |
| 電話 | 06-6655-0700 |
医院概要
医院名・・・T DENTAL OFFICE 天王寺インプラントクリニック
所在地・・・〒545-0052 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目3−15 阿倍野共同ビル7階
電話番号・・・06-6655-0700